キックボクシングの歴史:東京 六本木のキックボクシング・ボクシング・総合格闘技ジム【ヨハンボス・スポーツスクール(ボスジムジャパン)】

意外と知らないキックボクシングの歴史や試合ルールなど、ヨハンボス スポーツ スクール(ボス ジム ジャパン)監修のキックボクシング大辞典!
キックボクシングをよく知れば、トレーニングがより楽しくなること間違いなし!

キックボクシングの歴史

キックボクシング選手

キックボクシングは名前からして海外からやって来たスポーツのようなイメージを受けますが、実はキックボクシングは日本発祥のスポーツ

日本人が、当時最強と言われたタイの国技ムエタイに勝つ為に空手とボクシングを合わせ、ムエタイを研究し、競技として成立させたのが始まりです。

そして、日本で一番広く知られているキックボクシングと言えば1993年に開幕したK-1GP

K-1とは、キックボクシング・空手・カンフー・拳法など、頭文字のイニシャル Kの世界No.1を決めようと開催された打撃格闘技 無差別級の一大イベント

K-1は、TVとタイアップし知名度を上げるとともに、空手・キックボクシング・カンフー・拳法・ボクシング・ムエタイ・相撲・総合格闘技など、多種多様な格闘技のヘビー級チャンピオンを一堂に集め、ジャンルの違う選手達がK-1ルールで試合を行う事で「どのジャンルが最強打撃格闘技なのか!?」と言う一般人の素朴な疑問に答えてくれようとしたのが、人気を博した理由の一つであることは、言うまでもありません。
またヘビー級ファイターの攻撃は一撃で試合を終らせる力があり、一般層にも解りやすく大変盛り上がりました

K-1人気はお茶の間を沸かしてブームを興こすと、東京ドームをはじめ、ドームツアーを敢行する程、高い人気を得ました。
K-1界からは、みなさんもきっと名前を聞いたことがあるアンディ・フグを筆頭に数多くのスター選手、王者が誕生

世界最強のストライカーを決めるK-1WORLD GPで、優勝したチャンピオンの大半がオランダ人キックボクサーという猛威。
日本発祥のキックボクシングがオランダに渡り、K-1の世界を席巻したのです。
そして何を隠そう、そのK-1を席巻したオランダへ渡って本場で厳しい修行を積んだのが、ボスジムのTsuyoshiとHiroshiです。

リングへ向かうキックボクシング選手

その後、K-1王者=世界最強の打撃力を持ったマーク・ハント、アリスター・オーフレイム、ミルコクロコップはUFCなど総合格闘技界に進出。
K-1は格闘技界の進歩に大きく貢献
しています。

キックボクシング=K-1で間違いはないですが、厳密に言う一番の違いは何でしょう?
それは肘打ちができるかできないかではないでしょうか。

首相撲と肘が認められたルールは超実践的でしたが、技術のない首相撲は試合をダラダラと長引かせ、退屈な試合となる可能性がありました。

ハイレベルな首相撲と肘打ちは一瞬も気が抜けず大変スリリングですが、TVというマスに向けては高度な首相撲と肘打ちは難解で血生臭かったのでNGだったのでしょう。
また肘打ちによる流血は、視界が悪くなり危険を伴うため、その他の箇所にダメージが無くてもドクターストップがかかってしまい、試合が終了してしまいます。
そのため、それまで圧倒していた選手でもが肘打ちで眉を縦に割られれば、安全のため流血ドクターストップ→試合終了と言った、見ている人が消化不良を感じる試合となり、TVには向かなかったのかも知れません。

マスを取り込むには首相撲と肘打ちは無くし、キック&パンチという解りやすさとノンストップで打ち合う激しさを追求したのが近年の傾向です。

過去アーネスト・ホーストやピーター・アーツ、セーム・シュルトは首相撲からの膝を駆使しKOの山を築きました。
アリスター・オーフレイムに至っては首相撲からの膝を武器に総合格闘技界を席巻。
実践において首相撲の有効性は証明され、首相撲を無くして最強打撃格闘技は語れないのが現実です。

UFCなど総合格闘技は肘での攻撃を認め、K-1とは一線を画しています

立ち技最強をK-1に求める声とスポーツとしての解りやすさを追求する声、両方をうまく取り入れるのは難しい問題です。

解決には、選手のレベルアップは勿論のこと、ファンの肥えた目も必要で、この二つが揃えば新たなステージに打撃格闘技は進むことが期待できます。

K-1歴代チャンピオン

  • 1993年王者 ブランコ・シカティック
  • 1994年王者 ピーター・アーツ (1)
  • 1995年王者 ピーター・アーツ (2)
  • 1996年王者 アンディ・フグ
  • 1997年王者 アーネスト・ホースト
  • 1998年王者 ピーター・アーツ (3)
  • 1999年王者 アーネスト・ホースト (2)
  • 2000年王者 アーネスト・ホースト (3)
  • 2001年王者 マーク・ハント
  • 2002年王者 アーネスト・ホースト (4)
  • 2003年王者 レミー・ボンヤスキー
  • 2004年王者 レミー・ボンヤスキー (2)
  • 2005年王者 セーム・シュルト
  • 2006年王者 セーム・シュルト (2)
  • 2007年王者 セーム・シュルト (3)
  • 2008年王者 レミー・ボンヤスキー (3)
  • 2009年王者 セーム・シュルト (4)
  • 2010年王者 アリスター・オーフレイム
  • 2013年王者 ミルコ・クロコップ

()の数字は、複数回優勝選手のその時点での優勝回数

新生K-1歴代チャンピオン

  • 2014年 スーパーライト級王者 ゲーオ・ウィラサクレック
  • 2015年
    スーパーバンタム級王者 武尊
    スーパーフェザー級王者 卜部功也
    スーパーウェルター級王者 マラット・グレゴリアン
  • 2016年
    フェザー級王者 武尊
    スーパーフェザー級王者 卜部功也
    スーパーライト級 ゲーオ・ウィラサクレック

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